久しぶりの更新です。第6号は1972年の11月ごろ発行ですが、その2回目になります。
記事を書いているのは、MASAさん、ゾウリさん、JUMBOさん、ゾゾさん、TAROさんです。さらに迷人、TAMA・・・と続くのですが、今回はTAROさんまで。キリがいいので・・・。それにしてもMASAの署名は誰だろうと思っていましたが、タンポポのマークで思い当たりました。名大職員保育所に、子どもたちとの交流を求めて通っていた彼ですね。皆さんの文章を今読み返すと、皆さんこんなこと感じていたんだ、こんなことやってたんだと改めて思います。当時、もっとそういった話をできていたら・・・と思うのですが、今更時間をさかのぼることもできません。馬鹿話をしたり、ゲームをしたり、トランプをしたりという時間はずいぶんあったのにと、ちょっと後悔です。
TAROさんは、僕が名大に入り児文研に入ったときに、同じ年齢なのに、すごいなーというか、よく社会問題を考えているなーと感じた人です。彼の影響で、その後本田勝一を読み漁りました。今回の文章で、むのたけじのことを書いていますが、そのころ僕はむのたけじという人物が一体どんな人で、何をした人なのか、何がすごいのか全く知りませんでした。高校でそんな話題が、自分の身の回りで語られたこともなかった。大学に入ってようやく社会に目を向けるようになったわけです。
付き合う人というのは大事ですね。今の高校生、大学生はどうなんだろう、社会に目を向けることはあるのだろうか、どうやって自分の知性を高めて行っているのだろうかと少し心配になります。