「黄色い扉」の次の号です。第５号と書きましたが、どこにも「第５号」の表記はありません。発行日も書いてない。見開きの前書きに、「やっとできあがりました。書記局発足後、１ケ月余・・・」の文があるので、５月から６月にかけての発行なのでしょう。３ページ目を見ると、この年の新書記局が選出されたのは４月１５日の部会のようですから・・・。表紙にある＜７２ １＞は、１９７２年度の１号目という意味だと思われます。ただし、１９７２年度に発行されたと思われる「黄色い扉」は２冊のみ。発行された「黄色い扉」のうち、自分が受け取ったものはすべて保管していますが、それが発行された「黄色い扉」のすべてであるとすると、１９７２年度には２冊しか発行されなかったということになります。
ともあれ、都合上、この号を「第５号」として、その後のもの（僕が保存しているもの）を６号、７号・・・としていくことにします。
１９７３年度になると前期、後期にそれぞれ１冊発行する、というような意図が見えてくるので、創刊２年目にして早くも毎月発行という計画は破綻してしまったということになります。いわんこっちゃない・・・そりゃ無理だって！と、今になって騒いでも無意味だけれど。
レイコさんの文が面白い。「創造班が御園座で『大きな大根』」などと書いてあるし、「児文研の戸棚を発掘して古代史の研究」などと書いてあるし・・・。お茶目な人だったんだね。
ただ、毎週「書記局ニュースを発行」というのは、どう考えても破綻しますね。書記局！大丈夫か！！ あまり「書記局ニュース」なるものを見た記憶もないし・・・。
