名古屋大学 児童文化研究会 (名大児文研) OB

名古屋大学児童文化研究会のOBが作るブログです。1960年代から1970年代にかけての写真や資料を紹介します。

2022-01-01から1年間の記事一覧

黄色い扉 第9号 (1973年5月発行)その3

名古屋大学児童文化研究会の過去を引っ張り出しております。1970年代に発行していたサークルの機関紙「黄色い扉」を紹介しているのですが、1973年はわりと頑張って発行していたのだなと思います。ページ数が多い! 今回は(このところちょっと忙しく…

黄色い扉 第9号(1973年5月発行)その2

「黄色い扉」の振り返り、第9号の2回目です。今回は、新入生の自己紹介文、ロンさん、ドンドン、ハッチの3人。ドンドンは、ジョージ秋山が少年マガジンに連載していた「ほらふきドンドン」の主人公、丼鈍心(どんぶりどんしん)からきています。この部員…

黄色い扉 第9号(1973年5月発行)その1

名大児文研機関紙「黄色い扉」の振り返りに戻ります。発行日は1973年5月22日になっています。前号が4月発行でしたから、1か月後に発行です。しかも、この号の全体を見てみると、前号に引き続いて結構充実している。頑張ってますなーという感じです…

綱領

名大児文研の発行していた「黄色い扉」の振り返りは、今回ひと休みして、ここしばらく書いてきた1973年発行の「黄色い扉」に書かれていた「名大児文研綱領」についての振り返りです。綱領がつくられた経緯は、1960年代のことなので、もう一度調べて…

黄色い扉 第8号(1973年4月発行)その8

1973年4月に発行された「黄色い扉」の振り返りの8回目です。今回が、この号の紹介の最後になります。記事は、ゲロくんの「新入生”いらっしゃい”」、加島さんの「国立大授業料について」、そして「書記局の今期の方針」なる文章です。 「新入生”いらっ…

黄色い扉 第8号(1973年4月発行)その7

1973年4月に発行された「黄色い扉」の振り返り7回目です。今回紹介するのは「研究会今期の抱負」というページ。としこさんの民話研究会の報告、プーさんのあそび研究会の報告、タマの童話研究会の報告、ミーの幼児教育研究会の報告、ヨッポンの中きゅ…

黄色い扉 第8号(1973年4月発行) その6

1973年4月発行の「黄色い扉」の振り返り6回目です。「名大児文研の歴史」「綱領について」「児童憲章」という記事です。「綱領について」というと何か厳格な組織のもののように思いますが、この「綱領」は「名大児文研の綱領」です。あえて児文研の活…

黄色い扉 第8号(1973年4月発行) その5

1973年4月に発行された「黄色い扉」の振り返り5回目です。 1973年は昭和48年ですね。昭和は僕にとっては「現代」そのものですが、考えてみれば、今の人たちにとってみれば遠い昔、過去、過ぎ去った時代・・・なのかもしれません。僕たちが「青春…

黄色い扉 第8号(1973年4月発行) その4

前回に続き、1973年4月に発行された「黄色い扉」の振り返り4回目です。この号は「新入生歓迎号」というような性格を持たせていたみたいで、結構充実しています。特に、このあとに紹介する「新入生諸君に」と銘打っている文章から始まり、15ページに…

黄色い扉 第8号(1973年4月発行) その3

1973年4月発行の黄色い扉の紹介が続きます。前回に続き「第1回愛児連大会」の報告です。今回は、「フーセン」「児童文学分科会」「カッパ」の報告です。 ここで気になるのは「フーセン」と「カッパ」。文字通り紙風船の「フーセン」、芥川龍之介の河童…

黄色い扉 第8号(その2) 1973年4月

黄色い扉(第8号 1973年4月発行)のふりかえり2回目です。この号の最初は「第1回愛児連大会」の分科会の報告です。 「愛児連」って、なんか「子どもを愛する人たちの集まり」という感じでとっても好ましいのですが、この「愛」は「愛知県」の略です…

黄色い扉 第8号(その1)

黄色い扉 第8号を紹介します。第8号の1回目です。表紙に発行日がちゃんと書いてあって、1973年4月24日、名大児文研書記局発行となっています。急にきちんとした形になりました。この会の黄色い扉は、力が入っている! 新入生が入って、その歓迎号…

黄色い扉 第7号(その5)

1973年1月頃発行された黄色い扉の紹介つづきです。 デスクトップパソコンのHDDが劣化しまして、廃棄の憂き目にあいました。それでしばらく更新ができなかったのですが、古いノートパソコンを引っ張り出して、ブログ書いてます。 で、今回は7号の最…

黄色い扉 第7号(その4)

1973年1月頃発行された「黄色い扉」の続きです。 民話研究会の報告が載っています。民話研究会は児文研の有志が集まって民話について語り合おうという会だったのですが、そういえば・・・という思いになるのが、この文章の見出し部分に書いてある「於ミ…

黄色い扉 第7号(その3)

黄色い扉 第7号の続きです。1973年1月頃の発行でしょう。まず書記局員らしき方の「原稿書いてください」の文章。今考えると、よくまあがんばって発行し続けたものだと思います。「今でもこういうサークル活動あるのだろうか」と思ったりもしますが、た…

黄色い扉 第7号(その2)

黄色い扉 第7号(別に発行順にナンバーが付いているわけではないが・・・どうも7号目のように思われる・・・ということです)の2回目です。玉とゾゾの記事です。ゾゾさんは、ほんとにまじめな方で、おそらく今でもまったくその性格を保たれているのだろう…

黄色い扉 第7号(その1)

黄色い扉 第7号です。例によって、発行日、ナンバー、発行者など一切かかれていない・・・うーん・・・ので、発行日は特定できません。が、「新年会が中止になった」の記事があるので、どうも1973年1月頃に発行された「きいろいとびら」のようです。機…

黄色い扉第6号(その4)

第6号(1972年12月)の4回目・・・今回で、第6号はおしまいです。人形劇鑑賞の感想文が2つ入っています。伊トという書名の文章が2つあります。学生時代に、伊トさんちへ、人形劇の脚本の検討だとかなんとか理由をつけて、創造班の幾人かで遊びに行った…

黄色い扉 第6号(その3)

第6号の3回目です。迷人さんの「僕と卒論」なる文章があります。本の紹介で野坂昭如の「エロ事師たち」、遠藤周作の「海と毒薬」などが挙げられていて、その頃の世相が感じられます。YOPPONさんの文章の最後には、(中教審研究会をみんなで盛り上げ 成功さ…