1973年4月発行の「黄色い扉」の振り返り6回目です。「名大児文研の歴史」「綱領について」「児童憲章」という記事です。「綱領について」というと何か厳格な組織のもののように思いますが、この「綱領」は「名大児文研の綱領」です。あえて児文研の活動の方向性示す文書を「綱領」という名称にしたのは、やはり「時代」のなせるわざでしょう。
しかし、この綱領は読んでいると若干大げさな言い回しが気にはなりますが、こんなことを考えていたんだということで、当時の学生やサークル員の真摯な姿勢が感じられて、懐かしくもあり、また自分がそういう集団の中にいたということで少し誇らしくも思うのです。