第5号のその4です。今回の掲載文で気になるのは、ひとつは「執行部」。これはサークルの運営機関の名称でした。「班執」というのも出てきて、そうだ、そんなふうに言っていた・・・なんて思いました。このみうらさんの文章の中でも、創造班(So班)と地域班(Chi班)の関係性が語られています。
もうひとつは「名児連」なる言葉。「名古屋児童文化連盟」の略称だと思います。今でもそういう団体があるのかどうかは不明ですが、当時、名児連やら名人協やらという組織があって、僕も夜の会合に出たりしていました。現在、人形劇の公演にかかわることがあって、愛知県の人形劇団さんにお願いしたりすることもあるのですが、交流会の時に「学生時代に名人協という組織があってね、瀬尾さん宅で会合をしたりしたものです」ということを言ったら、その公演に来ていた団員さんから「僕も出ていましたよ」と言う話が返ってきて驚いたこともあります。「名人協」はその後、「愛人協」(ちょっと怪しい名称のようにも見えますが、愛知県人形劇協会の略)と名称を変えました。