名古屋大学 児童文化研究会 (名大児文研) OB

名古屋大学児童文化研究会のOBが作るブログです。1960年代から1970年代にかけての写真や資料を紹介します。

黄色い扉 第11号(1973年9月発行)その1

前回のブログで、「黄色い扉の手持ちのものはもう無くなった」と書きましたが、僕の勘違いで、もう1冊ありました。1973年6月発行の第10号(2023.2.26~ UP)の次は、1974年10月ころ発行の第?号(2023.6.27~ UP)で、それが手持ちの「黄色い扉」のすべてかと思っていたのですが、1973年10月発行の第11号が手元にあったのです。

そして、この11号、思いのほか充実していました。なんといっても「夏合宿」の総括が掲載されているのが懐かしい。あと、「全国児童文化会議高知大会報告」、DonDonさんの「名大教養部の授業内容に思う」という珍しい文章、TAROちゃんの「七三なつあき」という文章が載っていたりします。結構充実しているのです。書記局よく頑張ったという感じです。

今回は、表紙と目次の二ページのみ紹介です。表紙の隅に「くがく」と書いてありますが、9月発行なので「くがつ」にかけて「くがく」、そして「苦学」をかけてあるということでしょう。このガリストは地方から来た貧乏学生だったと思われます。当時は、まだ「苦学生」という言葉が生きていたのですね。